スーパーロボット大戦

〜OVER THE GOD〜

第二章        日本激闘編

第七話 狂気の咆哮

 

電童は前回の損傷が激しくしばらくの間、戦闘に出せないと告げられた。

敗北に落ち込む銀河と北斗だが、学校をサボるわけにもいかず小学校に行っている。

「のは・・・いいんですが。大丈夫なんですかね?」

アーテが甲児に尋ねる。

現在、極東支部では前回の戦闘で現れた謎のガンダムについてのミーティングが行われている。

「あの二人か・・・大丈夫なんじゃねぇか?」

「そうですかぁ〜?」

「まっ、戦いに負けるってのは誰にだってあることだ。オレやお前にだってあるだろ」

「そうですね・・・」

「まぁ、大丈夫だと思うが・・・北斗はともかく銀河は少し調子に乗りやすいからな、ここらへんで一度、負けておいて正解かもな」

甲児は歴戦の戦士らしく落ち着いている。

こういうことを何回も経験しているのだろうか?

アーテはそれで自分も同じように落ち込んでいるときに助けてもらったことを思い出した。

「わかりました!」

アーテはいきなり、席を立つ。

「私が励ましに行きます!!」

アーテはそういうとドアを開けてドタドタと走り出していった。

「・・・ミーティング中なんだが・・・」

甲児は既にさったアーテの後姿を眺めながら呟いた。

「ふぅ・・・まぁ、とりあえずミーティングを続けよう。昨日のガンダムだがどうやら、コロニーの強硬派が製作したものらしい」

「コロニーの?ティターンズじゃなくてなんで俺たちのところに来るんだ?」

「コロニーの人たちは連邦のプロパガンダのせいでスーパーロボットを地球の守り神・・・強いてはアースノイドの味方だと誤解してるからな」

「そうなのか!?」

「知らなかったのか・・・」

ガイは甲児の反応に呆れていた。

「だけどよぉ、俺たちは別に地球の人を助けるためだけに戦ってたわけじゃねぇ。全ての人を守るために戦ってたんだぜ」

「そんなのは俺たちも良く知ってるさ。だが、TVごしにしか知らない人たちも多くいる。まぁ、アーテなんかもスーパーロボットを万能だと勘違いしてるみたいだが」

「確かにな・・・だから、電童が負けたこともショックみたいだし」

「ほぉ・・・甲児にしては良く見てるじゃないか」

「なになに、可愛い後輩の指導もできないと鉄也さんや大介さんに笑われるしな」

「まぁ、ともかくコロニーの人からしてみればスーパーロボットは脅威なんだ。コロニーごと破壊できる力を持つのもいるぐらいだからな」

「ったく、俺たちはそんなことしないってのに」

「わかってるって・・・恐らく奴はまた、俺たちの前に現れるだろう。もしくは他のスーパーロボットの研究所が狙われるかも知れない」

「今、日本にいるのって俺たちだけじゃ・・・?」

「まぁ、そうだが・・・グラヴィオンみたいにこちらにも存在が知られてないのもいるかも知れないしな」

「あぁ・・・で、そういやグラヴィオンの奴らはどうしてるんだ?」

「彼らはサンドマンの私設軍隊といってもいいからな。まぁ、サンドマン自身は正式に彼らをGGGに加入させようと考えてるらしい」

「GGGにか?」

「一応、俺たちは極東支部所属だが命令系統はGGG、GEARを通してきている。まぁ、だから戦争に参加させられていないわけだ」

「そうだったな・・・全く俺たちは人間同士が戦うためにスーパーロボットに乗ってるわけじゃないのに・・・」

「甲児、なんだか最近、愚痴が多いぞ」

「そりゃ多くもなるさ」

こうも次から次へと敵が現れてはため息も出る。

それが同じ地球人同士だというならなおさらだった・・・

同じ地球人に命を狙われるということはゾンダーやガルファと戦うよりもストレスを感じる。

本来なら同胞のはずなのに敵対するこの星・・・このままでは滅亡は近いのかも知れない・・・

 

星見町の小学校

休み時間中

「ねぇねぇ、なんだか校門のところに変な人がいるんだけど」

「変な人?」

「僕たちと同じ歳ぐらいのオレンジ髪の女の子なんだけどずっと中を見てるんだよね」

「余所の学校の子じゃないの?」

「この時間に?可笑しいじゃん」

数人の会話を偶然、耳にした北斗は急いで窓から校門を見下ろした。

案の定、そこにはアーテが立っている。

立っているというか立ち往生していた。

「あ・・・アーテ・・・」

「ん?どうした?北斗?」

その様子に気づいて銀河が声をかける。

「ほら・・・あそこ」

北斗が指差す方向を見て銀河も唖然とした。

「なんであいつが・・・」

「さぁ?」

「どうする?」

「放っておくのもかわいそうだし」

「っていうか、あいつ学校はどうしてんだ?」

「行ってないらしいよ」

「行ってないって一応、中学生だろ」

「なんでも学校は魔都の攻撃で全壊しちゃってるから休校中なんだって」

「ふ〜ん・・・でも、もうすぐ授業だぜ」

「う〜ん・・・まぁ、放課後ももう直ぐだし。緊急ならコールがかかるだろうから放っておこうか」

「結局、放っておくのかよ」

 

で、放課後

「おそ〜い!!」

銀河と北斗をみつけるやいなやアーテが叫んだ。

少し涙目になっている。

「遅いってこっちは学校があるんだぞ。お前みたいに暇じゃないっての」

「私だって暇じゃないよ」

「じゃあ、なんで真昼間から俺たちの学校にきてんだよ」

「それは・・・」

銀河の問いにアーテはしゅんとして落ち込んだ。

「ぎ、銀河・・・皆が見てるよ」

北斗に言われて銀河はようやく、下校中の生徒に注目されていることに気づく。

見た目的に同学年、いやむしろ下にみえるアーテを泣かしてるように見られるのは非常にまずい。

「とにかく、場所移動するぞ」

銀河はアーテの腕を掴むと走り出した。

その後を北斗も続く。

 

GEAR本部

「で、アーテちゃんも一緒なのね」

ベガも流石に呆れている様子だった。

「全くお前のせいで恥かいたじゃねぇか」

「むぅ〜」

銀河の文句にアーテは頬を膨らませて講義する。

「とにかく、銀河もアーテも落ち着いて。アーテもなんか用があったんじゃないの?」

北斗が仲裁し改めて尋ねた。

「えっ・・・う〜ん・・・たいしたこと無いっていうか・・・もう、いいような気がするっていうか・・・」

アーテは少し頬を赤らめてもじもじとしている。

「あれ、もしかして北斗君か銀河君に愛の告白とか?」

その様子を見て吉良国が茶化す。

「ち、違います。私、年下は興味ないし」

「こっちだってお前みたいなガキババァに興味なんかないよ」

「ガキババァ!?なんなんだよ!?」

「見た目がガキっぽいけど歳くってるってことだよ!」

「なんだとぉ!!」

今度は取っ組み合いの喧嘩に発展した。

「ちょっと、止めなよ二人とも」

今度も懸命に北斗が仲裁に入るが中々、止まらない。

「アーテちゃんの歳でババァって私はどうなるのかしら・・・」

「いや、まぁ子供同士の喧嘩なんだからそんな気にしなくても」

ベガの独り言に吉良国が反応して返してあげた。

「とにかく!アーテはどうして僕たちに会いに来たのさ。放課後、僕たちはGEAR本部に来るんだから用件ならそこで言えばいいのに!」

北斗が少し怒鳴るとアーテは驚いていた。

「え・・・うん・・・心配だったから」

「心配?僕らが?」

「なんで?」

「昨日、負けたから。落ち込んでるかなって」

アーテの言葉で二人はあぁと頷いた。

「って、お前そのためだけに学校まで来たのかよ」

「悪い?戦友なんだから心配にだってなるよ」

アーテが恥ずかしそうに言うと銀河と北斗は顔を見合わせた。

「戦友・・・?」

「僕たちが・・・?」

「そう、一緒に戦ってる仲間。負けて落ち込んでたら励ましてあげるのが仲間。そう、思ったから」

アーテの言葉に二人は一斉に笑い出した。

いきなり、笑われて面を食らったアーテは呆然としている。

「それで来たの?」

「ばっかでぇ」

「じゃあ、落ち込んでないの?」

「落ち込んでたよ」

「あぁ」

二人は笑いを止めて答えた。

「でも、お前のバカみたいな行動見てたらどっか行っちまった」

「僕もなんだかさっきまでのいやな気分が全部、なくなっちゃったみたいだ」

二人の笑顔は晴れ晴れとしていた。

その様子をまだ、アーテは呆然と見ている。

「ありがとう、アーテちゃん。貴方のおかげで二人とも元気になったのよ」

「ベガ副指令」

アーテはベガに肩をつかまれ上を見上げた。

「良い仲間に恵まれたわね。二人とも」

「う〜ん、まっ、アーテは頼りにならないけどな」

「いったなぁ!!」

アーテは怒鳴るだけに留めた。

「まぁ、ディングレイのフォローぐらいできないとね。なんたって僕たちは電童に乗ってるんだし」

「それってディングレイが電童よりも格下みたい・・・」

「違うのか?」

「違わないけど・・・」

本当のことだから言い返せない。

「まぁ、ともかく。これからもよろしく」

「まっ、改めてだけどよ」

差し伸べられた手にアーテは感動した。

「うん」

元気に返事をする。

この結んだ手が絆だと信じて。

それはとても、力強いものに思えた。

 

感動も束の間、突如としてエマージェンシーがかかる。

「なんだ!?」

長官が叫ぶとモニターに情報が映し出される。

「長官・・・どうやら、奴が現れたようです」

「まさか・・・このタイミングで来るか」

「資料によれば15年ぶりですか」

「そうだ。ともかくGGGと連絡を。それと一応、ネルフにも」

「了解」

GEAR本部が緊張に包まれる。

ガルファとの戦闘のときとはまた、少し違った雰囲気をかもし出していた。

「北斗君、銀河君、一応、パイロットスーツに着替えておいて」

「で、でも電童は修理中じゃ」

「もしかしたら出なくちゃならなくなるかも知れないから」

「ガルファか?」

「いえ、違うわ。相手は使徒・・・今までのどの敵とも異なる異質な敵よ」

ベガの声のトーンが違って聞こえた。

 

アーテは吉良国に送ってもらってGGGへとたどり着く。

そして、急いで格納庫へと向かった。

既にマジンガーZ、ガオガイガー、アルトアイゼンは発進している。

「完全に出遅れた」

アーテは嘆くがしょうがない。

気をとりなおしてディングレイのコクピットへ乗り込む。

輸送機はいらなかった。

戦闘は近い・・・ほぼ隣にいちする街・・・第三新東京・・・そこが戦いの場だった。

 

東京は現在東京ジュピターになっている。

その後、色々あって建造されたのが第三新東京市だった。

そこで今、極東支部が誇るスーパーロボット軍団と謎の敵との戦闘が開始されていた。

 

「あれが使徒・・・なんなんだありゃ?」

「ゾンダーともガルファとも全く異質だな」

「だが、奴らが敵対してくるなら撃破するだけだ」

三機はゆっくりと迫る使徒に対して立ち塞がった。

 

第三新東京市地下

ネルフ本部

「極東支部より増援・・・どうやら、マジンガーZ、ガイガー、アルトアイゼンです」

「極東支部が誇るスーパーロボット軍団のお出ましとは使徒も随分と高く買われたものね」

ネルフ作戦部長ミサトは三機のマシンを見据える。

「どうします。司令?」

「待機させろ。使徒の撃破は零号機でやる」

「わかりました」

 

「なんだって!!」

甲児がその命令に声を上げた。

ここまで来て待機とは

「しかし、我々は人々の安全を護るという使命があります。ここで何もせずに帰るわけにはいきません」

ガイが反論する。

「大河長官にも話しは通ってるはずよ。使徒に対しては全ての命令優先権がネルフに移る。対ゾンダー戦で貴方たちGGGが優先されるようにね」

その言葉にガイは返す言葉が無かった。

確かに大河長官からはネルフの命令を聞くように言われている。

「だが、既に連邦軍の一部隊が壊滅してるんだぞ」

「だから、こちらで手は既にうってあります」

その言葉とほぼ、同時に力より突如として一機の黄色の巨人があがってきた。

「あれが・・・ネルフの保有する機動兵器なのか」

ガイはその黄色の巨人を見上げて呟いた。

 

「碇・・・バグスが現れたぞ」

「放っておけ」

「まぁ、大河も渋谷もあまり気にしていないようだからな。奴らは観察されているかといって出し惜しみし被害を増やすつもりなど毛頭ないだろうが」

「奴らではエヴァを理解することはできん」

「まぁ、それ以外にカインの遺産やアルクトスの秘法が使徒に対して有効かどうかも知りたいところだろう」

ネルフの司令と副指令は淡々と会話を続ける。

 

その会話中もエヴァと呼ばれた黄色い巨人は戦っていた。

だが、それは戦闘になっていなかった。

使徒と呼ばれるものの攻撃にエヴァは次第に押されていく。

「やばいんじゃねぇのか」

その様子を眺めていて甲児はいてもたってもいられないという状態だった。

「だが・・・ここで攻撃してしまっては長官たちの立場も危うい」

「そんなこと言ってる場合じゃないだろう」

「しかし、あの黄色い巨人があの化け物に有効な兵器だというならこのまま終わるとは思えないが・・・」

キョウスケも見極めが難しいという感じで戦況をずっと眺めていた。

だが、明らかに劣勢である。

既に装甲がはずれボロボロとなっていた。

このままでは見殺しになってしまう。

甲児が意を決し飛び出そうとしたとき、上空から巨大な影が伸びた。

 

「先手必勝!!ブーストハンマー!!」

ディングレイはバーニアを全開にして一気にハンマーを振り下ろす。

だが、それは使徒に到達する前に奇妙な六角形の光の壁に阻まれた。

質量と速度が壁に激突する。

衝撃が走り、ブーストハンマーは根元から折れて吹き飛んでいった。

そして、そのままビルに突き刺さり粉塵を巻き起こす。

「あれ・・・?」

アーテは折れたハンマーの柄をみて唖然としていた。

理解できない。

なんで空中でハンマーが折れたのだろう。

そう考えてる暇もなく使徒の巨大な手がディングレイの頭を掴んだ。

そして、腕から光が放たれディングレイの頭部を串刺しにする。

「きゃぁ!!」

頭部が爆発しディングレイはそのまま地面にしりをつく形になった。

更に追い討ちをかけようと使徒がぎょろりとディングレイを睨む。

「ドリルガオー!」

ガイが叫ぶと地面からドリルガオーがドリルを回転させて飛び出す。

その奇襲に使徒の頭部は弾き飛ばされ上を向いた。

「ロケットパーンチ!」

マジンガーZが横からロケットパンチを放つ。

だが、それも光の壁に弾かれてしまった。

「くそ、こいつもバリアもちか」

甲児は戻ってきた腕を回収する。

「なら・・・」

アルトアイゼンが一気に加速し使徒の懐に飛び込む。

「一点集中で貫く!」

アルトのリボルビングステークが光の壁に接触すると連続で六発のステークを打ち出した。

だが、光の壁は消えない。

「ステークで貫けない」

「もっと根本的にエネルギーが足りないのか」

リボルビングステークはゾンダーバリアを打ち破った実績がある。

それが破れないとなると相当なバリアだ。

ブーストハンマーが防がれている時点でもはや、使徒に攻撃が通用するのはマジンガーZかガオガイガーに限られている。

「長官、ファイナルフュージョンを」

ガイが叫ぶ。

 

GGGビッグオーダールーム

ガオガイガーへの合体はGストーンを初めとするまだまだ、解析しきれていない未知の力を最大限に発揮する。

そのために従来の合体ロボとは違い長官という立場のものの判断なくして合体はできないようになっていた。

それも通常のスーパーロボットよりも高出力を誇る合体ロボの力に連邦上層部が恐怖しているのが本当のところだが

大河長官は違う。

彼は現場で戦う勇者たちの心を最も理解できる上官なのだ。

「確かにネルフからは静観していろと伝えられている・・・だが、仲間の危機を見過ごしていいなどという理論があるはずがない!!

責任は私が取る。ファイナルフュージョン承認!!!」

大河長官が力強く叫ぶ。

「了解!ファイナルフュージョンプログラムドラァァァイブ!!!」

命は思い切りパネルをガラスごと叩く。

ガイガーとガオーマシンに合体用プログラムが送信された。

 

「よっしゃぁ!!」

ガイはそれを受け取ると気合と共に舞い上がる。

「ファイナルフュージョン!!」

ガイガーから電磁竜巻が発生しガオーマシンが集結する。

そして、ガイガーは勇者王へと合体する。

「ガオガイガー!!」

Gストーンから流れる勇気のエネルギーを基に鉄の巨人が使徒に立ち向かう。

使徒もそれに気づくと光線を放った。

「プロテクトシェード!!」

それを空間歪曲で防ぐと右腕の破壊のエネルギーを溜める。

「ブロークンマグナム!!!」

射出された赤い光は一直線に使徒へと伸びる。

そして、光の壁と激突した。

エネルギーとエネルギーのぶつかりあいが閃光を放つ。

「こいつもおまけだぜ!!」

そのタイミングでマジンガーZが大きく腕を回転させロケットパンチを放った。

回転の勢いが加えられたロケットパンチが巨大な弾丸となり光の壁に激突する。

二つの拳を受けた壁は耐え切れずに砕け散った。

そして、使徒を殴り飛ばしアスファルトの大地に横倒しにする。

 

「え・・・ATフィールド突破!!」

ミサトは信じられないと呆然としている。

「やはり、カインの遺産の力は侮れないようだな」

「あぁ・・・スケジュールどおりならあれは最大の障害となる」

「通り・・・ならな」

司令と副指令とは当然という面持ちでその様子を見守っていた。

「今のうちに零号機を回収しろ」

「回収・・・ですか?」

「そうだ。ここでエヴァを失うわけにはいかない。足止めは奴らにやらせておけ」

「了解」

先ほどまでとは全く違う対応に疑問を感じながらミサトは応じる。

「!!使徒、自己修復しています」

オペレーターのマヤが叫ぶ。

「流石にATフィールドを破ったところで完全には倒しきれないか・・・」

ミサトは舌打ちをする。

このまま、倒せるなら倒せてしまえばよかったのに。

 

「だったら、こちらの最大の攻撃を加えるまでだ」

ガオガイガーが両腕を大きく広げる。

攻撃と防御を兼ね備えるガオガイガー最強の攻撃、ヘルアンドヘブン。

この威力ならたとえATフィールドだろうと打ち破れるだろう。

だが、それを阻むように何処からとも無くビームが降り注ぎガオガイガーを攻撃する。

「ぐわっ!!」

ガオガイガーは無防備な状況からそれをくらい吹き飛んだ。

装甲に大した損傷は無いがヘルアンドヘブンの発動を止められてしまう。

「何処からだ!?」

キョウスケはレーダーをみると突如として反応が現れた。

「空間転移・・・?」

目の前に骨のような化け物と植物のような化け物が現れる。

それは明らかにこちらに向かって攻撃を始めた。

「こいつらも使徒なのか!?」

アルトアイゼンは骨の攻撃を受け止めるとリボルビングステークをくらわせる。

それで呆気なく骨は砕け散った。

「どうやら、違うみたいだが・・・見たこと無い敵だ!」

マジンガーZが冷凍光線で植物を凍らせる。

「なんだ・・・この嫌な感じは?」

キョウスケは襲いくる正体不明の敵に不吉な感じを受けていた。

「どうした?」

「いや・・・」

キョウスケはそれを隠し戦闘を続行する。

「もうひとつの道・・・」

「!?なんだ?」

キョウスケが突然の声に叫ぶ。

「どうした?」

「聞こえなかったのか?」

「何がだ?」

「いや・・・(聞こえてない・・・オレだけなのか?)」

キョウスケは幻聴だと想い再び戦闘を開始する。

 

突然の襲撃に陣形は完全に崩れた。

それぞれの対応に追われ使徒の迎撃を行える位置にいるのがディングレイのみになる。

「え・・・」

損傷したディングレイの中、迫る使徒にアーテは眼を見張る。

「たとえ・・・通じなくても。これ以上、先には進ませない!!」

ディングレイは死のつるはしを持つと使徒に殴りかかった。

だが、それはATフィールドに完全に防がれてしまう。

使徒はただ、ディングレイをみると光線を放ち。その右腕を吹き飛ばした。

「きゃぁああ!!」

ディングレイはバランスを崩し大地に崩れる。

「アーテ!!」

甲児は救援に向かおうと先を急ぐが骨が邪魔をする。

「じゃまだぁ!!」

ブレストファイヤーで焼き払うがこのままでは間に合わない。

使徒の腕がディングレイのコクピットへ伸びる。

 

「やらせるかよぉ!!」

電童は空中から急速で落下するとタービンを回転させ自重に任せて両脚から突っ込んだ。

ATフィールドに防がれるがその勢いに使徒の注意が電童に向く。

「ダメだ!貫けない」

「わかってる!」

電童は地面に着地するとディングレイを掴み上げタービンで地上を高速移動する。

使徒は逃げる電童に光線を放つ。

電童はそれをかすめながらもどうにか逃げ切った。

「・・・銀河・・・北斗・・・」

「へっ、やっぱ頼りにならねぇな」

「でも、間に合ってよかった」

「電童修理中じゃ」

「バッカヤロー、仲間の危険にそんなこと言ってられるかよ」

「そうそう。僕たちは戦友・・・なんだよね」

アーテはその言葉に力強く頷いた。

そして、今までで一番、戦う力がわいてきた気がした。

「いくよ、二人とも」

「おいおい、そんなボロボロで戦えるのかよ」

「ディングレイなら問題ない。あいつは強敵なんだよ。二人がかりでいかないと」

「どっちかというと三人がかりだけどね」

「そうだな。まっ、俺たちが手を組めば負ける気がしねぇぜ」

「うん」

ディングレイと電童は並び立ち使徒に立ち向かう。

三人の間に確かな信頼があった。

戦場で築かれたものだが・・・それは確かに三人を繋いでいる。

そこに突如として青い馬が出現した。

何処からとも無く一瞬にしてその場に現れる。

「また、新しい敵!?」

「違う・・・これってベガさんが言ってたデータウェポン!?」

北斗はその馬にあてがあった。

「その通りよ!!」

そこにベガの通信が入る。

何時もどおりワルキューレで戦場に赴いているようだ。

「データウェポン・・・ってなんですか?」

良く分からないとアーテが質問する。

「そんなのは後よ。とにかく、二人とも直ぐにファイルセーブを!」

ベガはアーテの質問を一蹴すると二人に指示を出す。

「はい!」

電童のコクピットが開き二人が外に出る。

そして、ギアコマンダーを青い馬に向けた。

「ファイルセーブ、ユニコーンドリル!」

銀河と北斗が叫ぶとギアコマンダーより光が伸び青い馬・・・ユニコーンドリルに当たる。

するとユニコーンドリルは光となり北斗のギアコマンダーに吸い込まれていった。

「直ぐにインストールを!」

「はい、ユニコーンドライブインストール!!」

コクピットに戻った北斗はギアコマンダーをユニコーンにあわせると電童のコンソールに差し込んだ。

するとユニコーンドリルが形状を変化させ電童の右腕に装着される。

それはユニコーンの角を獲物としたドリルだった。

「ぶ・・・武器になった・・・」

アーテはその光景に唖然としている。

というか話についていけてない。

「直ぐにファイナルアタックを、使徒には生半可な攻撃は通用しないわ。一気にいくのよ!!」

「了解!ユニコーンドリル!!」

銀河と北斗がギアコマンダーをSPにあわせインストールする。

すると電童の背部のハッチが開き光を放った。

背中のハイパーデンドーデンチのエネルギーが右腕のユニコーンドリルに集中されていく。

ドリルが回転し青いエネルギーが渦巻き始めた。

そのエネルギーはヘルアンドヘブンを超えている。

「ファイナルアタック!!」

電童がユニコーンドリルを突き出すと渦巻いた青いエネルギーが放出され使徒に向かって伸びた。

使徒は即座にATフィールドを展開するがファイナルアタックはそれを全く問題にせずにそのまま使徒を貫いた。

それでも飽き足らずエネルギーはそのまま水平線の向うまで飛んでいく。

「・・・・・・・・」

アーテを始として銀河と北斗すらその威力に声が出せなかった。

 

「し・・・使徒の上部完全に消滅・・・コアは直撃をまぬがれたために生存はしているもよう・・・」

マヤは使徒が生きていることよりも電童のファイナルアタックに驚いていた。

スーパーロボットでもこれほどまでの威力を誇る機体は見たことが無かった。

「あれがGEARが保有する対ガルファの切り札・・・さすが、宇宙をまたにかける敵を相手にするだけあるってことね・・・」

ミサトもただ、その威力に呆然としている。

「アルクトスの秘宝か・・・」

「使徒を相手にあの力をエアロゲイターに見せるのは得策ではなかったのでは?」

「副指令直々の命令だ。まぁ、最もあまり隠す気もないだろう・・・あれが本来の力ではないのだからな」

 

 

使徒は再生のためにその行動を一切、停止。

そのためにアーテたちにも帰還命令が下る。

あの状況ならヘルアンドヘブンでもとどめをさすことが出来たがネルフはそれを拒否した。

「しっかし、驚いたな。電童は何時の間にあんな秘密兵器を装備したんだ?」

甲児は大金星を上げた銀河と北斗の頭を掴んで尋ねる。

興奮しているので少々、乱暴に振り回しているが二人とも褒められてるとわかって嬉しそうだった。

「あのときに手に入れたんですよ」

「あの馬か?あれは機械でもないようだが・・・」

「あれはデータウェポン、文字通り電子情報の集まりです」

その問いにベガが替わりに答える。

「データウェポンは電童の武器で全部で六体存在します。一機、一機あのように電童の武器になるんです」

「もしかして全部、あの威力の必殺技が放てるのか?」

「えぇ、でもハイパーデンドーデンチの電気を一発で使い切ってしまうんで連続での使用は出来ませんけど」

「全エネルギーを消費するのか・・・だったらあの威力も納得だな」

皆はそれぞれ感心しているが・・・良く分かってるものはいないだろう。

「でも、なんで北斗のほうに行ったんだ?」

銀河がうらやましげに北斗のギアコマンダーを見る。

「さぁ?」

「ユニコーンが求めるものは信頼。銀河君よりも北斗君のほうが信頼の心が強かったんでしょうね」

「信頼って・・・それがデータウェポンと関係あるんですか?」

「えぇ、データウェポンは契約者を選ぶの。その判断基準は契約者の心。ユニコーンドリルなら信頼のようにね」

「へぇ・・・でも、あの場所に都合よく出てきてくれてよかったですよね」

「えぇ・・・そうね・・・(偶然にしては出来すぎている・・・使徒やあの謎の敵と関係があるのかしら・・・)

でも、アーテちゃん。貴方には感謝してるわ」

「えっ?私ですか?」

「そうよ。契約できたのは貴方のおかげ・・・貴方のおかげで二人は二人の間の信頼も貴方との信頼も気づけたんだから」

ベガに手をとられ褒められてアーテは顔を赤くしてうつむいていた。

「そうかぁ?」

「う〜ん・・・そうかもね。アーテがピンチになってて銀河が真っ先に飛び出そうとしてて信頼できたのかも」

「ばっ!それをいうんじゃねぇよ」

「恥ずかしいの?」

「あいつを心配してたなんて恥ずかしいに決まってるだろ」

「へぇ、心配してくれたんだ。ありがとう」

アーテは心から感謝の言葉を述べる。

それに銀河は顔を赤くして照れた。

「(まぁ、そういう意味じゃないけど・・・これでどうにか戦っていける・・・でも)」

ベガは不安があるという様子でうつむいた。

「だが、ネルフはどうするつもりなんだ。あの使徒とかいう化け物は見た目にも相当、回復しているが」

ガイがモニターに映る使徒の様子を眺めて呟いた。

情報によれば名前をサキエルというらしいがあまり、興味は無い。

「それにあの謎の敵も気になる。電童がファイナルアタックで使徒を沈黙させたら直ぐに消えたが・・・奴らは何者なんだ?」

「あの敵についてはなんの情報もないのよ。破片を回収しようとしたんだけど存在してなかったし」

「存在してない?だが、確かに俺たちや奴らを数体撃破したはずだが?」

「それが煙のように消えていたの・・・」

信じられない話だが突然、現れたのだからそういうこともあるのだろうとしか思えなかった。

「(どうにも気になるが・・・情報が無い以上は探ることもできんか・・・)」

キョウスケは奴らのことが気になってしょうがなかった。

声が聞こえたことも起因しているのだろうがそれ以外に何かが彼には引っかかっている。

「ともかく、使徒に対してネルフが敗北したら電童のファイナルアタックとガオガイガーのヘルアンドヘブンでとどめを刺す。

そういうことでいいですか?」

ガイがベガに尋ねる。

「まぁ、ネルフの碇司令は許さないだろうけど仕方ないわね。責任は私たちでとるは」

「そんなことはさせられません。問題が起こった場合は俺も責任を取ります」

「黙りなさい。この件は一部隊長の責任でどうこう出来るものではないの」

「それは一体?ずっと気になってましたがあの使徒に対する対応は連邦軍でもあまりにも違います。

ゾンダーやガルファ以上に何か恐れているような感じがするのですが?」

「それは・・・いえないわ。ともかく、あの敵に対しては我々は口出ししないということになってるのよ」

 

 

「セカンドインパクト・・・真ドラゴンの出現やジオンのコロニー落としの影響で世間では公表されていないが地球の地軸すら傾かせる大事件よ」

ミサトが一人の少年に話を聞かせている。

少年はただ、その話を聞いていた。

気弱そうな少年だ。線が細い。

「その原因はアダムという南極で発見された第一使徒をタマゴに還元するため。たったそれだけのために天変地異が起こったのよ」

「・・・あの・・・それがどういう関係があるんですか?」

「聞いてないの?貴方の父親はその使徒から地球を護るために設立された特務機関ネルフの司令のなのよ」

「・・・父さんとはずっと話してませんでしたから・・・」

「そう、ともかく今、貴方はその司令に呼ばれてここに着ている。それがどういうことかわかる?」

「わかりませんよ」

「司令はね。貴方を戦わせる気なのよ。このエヴァンゲリオンに乗せて」

ミサトの後ろに紫色の角をもった巨大な頭部が鎮座していた。

「これは・・・」

「対使徒用汎用人型決戦兵器・・・唯一、使徒に対抗しうる兵器・・・のはずだったんだけどね。

さっきの戦闘で完全にそれは覆されちゃったわ」

「あの・・・青いロボットですか?」

「そう、それと黒いの二つも多分、どうにかできるわ。まぁ、苦戦するでしょうけどね」

「そうは見えませんでしたけど」

「まぁね・・・でも、彼らも使徒の相手ばかりできないわ。むしろ、使徒以外の戦いが彼らの領分だからね」

「だからって僕がこれに乗って戦うよりもいいんじゃないですか?」

少年が必死に反論する。

いきなり、連れてこられて訳の分からないものに乗せられ戦えといわれて容認できるはずが無い。

「シンジ」

上から司令が見下ろし声をかける。

「父さん」

「乗れ」

「そんな・・・こんな見たことも聞いたことも無いのに出来るわけないよ!」

シンジは久しぶりに再会した父の言葉に悲しみを覚える。

まるでその眼は他者を見下ろしているだけだった。

「だったら、帰れ。レイをだせ。奴はやくにたたん」

司令がそう告げると移動用のベッドに乗せられ青い髪の少女が運ばれてきた。

体のいたるところに包帯が巻かれ見ているだけで痛々しかった。

苦しげに息を吐き、それでも懸命に動いてエヴァに乗ろうとしている。

シンジがその姿を見ていると突然、地面が揺れた。

「使徒活動再会!こちらに向かって攻撃を開始しています」

「ガオガイガーと電童が出撃したようです」

「止めさせろ」

碇司令の言葉に疑問が生じる。

「なんで?あのロボットならあの化け物を倒せるんじゃないの?」

「使徒を倒すのがエヴァの役目だ」

「そんなの。あの子は苦しんでいるっていうのに」

「問題ない。奴らにやらせるよりはマシだ」

「そんなの!」

ありえない。

間違いなく電童とガオガイガーなら撃破できるはずだ。

先ほどの戦闘からそれはほぼ、間違いない。

「なら、お前がやれ」

だが、そういわれて、はい、とはいえなかった。

父親を睨むシンジ・・・

再び、地面がゆれて天井の機材が落下してくる。

それは真っ直ぐにシンジに向かって真っ直ぐに落ちてきた。

「あ・・・」

シンジは逃げることも出来ずにただ、立ちすくむ。

このままでは死ぬと思われたとき、エヴァが突如として手を伸ばしシンジを護った。

「そんな・・・誰も乗ってないのに・・・」

ミサトはその様子に唖然としている。

「あっ」

シンジは倒れているレイに駆け寄って彼女を抱き起こした。

苦しそうにする少女・・・彼女の血を見てシンジは決意した。

「(逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ)逃げちゃダメだ!!」

シンジは立ち上がると碇司令を見上げる。

「僕が乗ります」

そして、自分の意思で確かにそう、告げた。

 

エヴァンゲリオン初号機が地上へと射出され到達する。

そして、ゆっくりとサキエルに向かっていった。

だが、初めて搭乗するシンジでは歩かせるのが精一杯でとても戦えそうにはなかった。

それでもサキエルは躊躇わずに攻撃を仕掛けてくる。

「うわあああああ!!」

サキエルはエヴァの頭部を掴みあげると光を連続して打ち込んだ。

「うわあああああああああああああ!!」

頭部の損傷をダイレクトに感じシンジは絶叫する。

エヴァとシンクロするパイロットは実際に頭部を串刺しにされている感覚を受ける。

普通の精神では廃人になりかねない。

その攻撃をくらいシンジは気を失った。

「パイロット気絶・・・エヴァ初号機、機能停止!!」

「やっぱり、素人にやらせるのは無理だったのよ。直ぐに増援を電童とガオガイガーが直ぐ近くにいるはずよ」

ミサトが必死に叫ぶ。

「ま・・まってください。エヴァ初号機、再起動します」

「え・・・?」

 

エヴァは起き上がると拘束具に阻まれた口を開いた。

そして、空を仰ぎ咆哮する。

圧倒的な恐怖が世界を支配した気がした。

大地が震え、使徒すらもその鬼のような形相に震えているかのようだ。

エヴァは先ほどとは比べ物にならないほどスムーズに・・・いや、もはや猛獣のように突進する。

ATフィールドを片手だけで突き破りサキエルの顔についた仮面のようなものを引きちぎった。

後はもう、一方的でしかなかった。

使徒は血祭りに上げられていく。

肉は裂け、血が滴り・・・それでも、エヴァはそれを見て嘲笑うかのように攻撃を繰り返した。

完全に勝負はついている。

損傷度で言えば先ほどのファイナルアタックのほうがダメージを与えているが生々しさでは完全に上だ。

もはや、サキエルに勝機がないことは完全にわかった。

それをサキエルも感じていたのか。使徒に意思があるのかはわからないが最後の最後で悪あがきに出る。

自爆・・・使徒は光となり巨大な柱が大地より突き出た。

強力な爆発により世界が白くなる。

だが、エヴァは光の中・・・ほぼ、無傷でその場に立っていた。

 

「な・・・なんなんだよ。ありゃぁ・・・」

「・・・化け物・・・」

北斗と銀河はあまりのショックに絶句している。

「暴走していたのか・・・だが、あの使徒をこうも簡単に倒すとは・・・」

ガイもその力にただ、驚くばかりだ。

「・・・怖い・・・」

アーテはモニター越しに映るエヴァの顔に恐怖を感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回予告

東京ジュピターに突入するオーバーロード作戦が決行される。

アーテたちは東京ジュピターから出現したラーゼフォンの捕獲命令を受ける。

だが、その前にMUのドーレムが襲い掛かる。

更にはガルファが襲撃し、混戦の最中、ラーゼフォンのライディーンが邂逅する。

次回スーパーロボット大戦〜OVER THE GOD〜
第二章       日本激闘編

第八話 神人の邂逅

平和を護る為、そびえたてディングレイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インターミション

アーテ:今回は私と銀河と北斗の話だったね

銀河:あれ?エヴァの登場話のはずだったんじゃ

アーテ:まぁ、やべぇユニコーンドリル登場させないとときづいてつけたんだけどね

北斗:あぁ、だからあんなにとってつけたような展開なんだ

アーテ:存在、忘れてたからねぇ。っていうか、何処に出ようがユニコーンドリルは突然のような

ガイ:詰め込みすぎなんじゃないのか?登場と同時にイベント進行とか

アーテ:でも・・・終わりませんよ。それじゃあ。この章は

ガイ:この章はって

アーテ:異界編と宇宙編はどうしようかと悩んでるぐらいですからね

ガイ:構成能力に問題が・・・

アーテ:まぁ、そんなことは重々承知なんですけどね

銀河:それはそうとユニコーンの契約内容信頼だけどなんでアーテまで

アーテ:主人公補正。やっぱ、主人公だから少しは目立たないと

北斗:キャラ。食われてるもんね

アーテ:う・・・でも、このごろ、甲児さんの出番も少なめで目立ち始めたんですけどね

銀河:相変わらず戦闘じゃ役に立たないけどな

アーテ:あぅ・・・

北斗:それに話的にもディングレイって全然、注目されてないよね

アーテ:がぁ・・・

ガイ:そういや、碇司令や副指令がガオガイガーや電童を知ってるぽかったがどういうことだ?

アーテ:あの人たちは台本をもってますからね

銀河:台本?

アーテ:そっ、台本です。まぁ、そっくりそのままにならないアドリブOKな台本ですけど

北斗:ようはMXと同じようなネタってことでいいの?

アーテ:まぁ、そんなものです。違いといえばエヴァとラーゼフォンはそこまで重要じゃないってことですかね

ガイ:そうなのか?

アーテ:はい。もっと他の作品が重要になってきます

甲児:オレはどうなんだ?

アーテ:甲児さんですか?まぁ、甲児さんはこの二章どころか以後の六章では影の主役ですからねぇ

甲児:六章って随分と後だな

アーテ:まぁ、なんていうんですか・・・優遇されすぎですから。今のところは少し目立たないでフォローぐらいにしといてください。本当に

甲児:けどよ。アーテを含むオリジナル関連も六章からが本格始動じゃなかったのか?

アーテ:まぁ・・・でも、甲児さんの優遇ぶりには勝てないと思いますよ。

ガイ:話は戻すがその台本ってのはどれくらいの情報が入ってるんだ?

アーテ:そんな話の確信的な部分に突っ込みをいれなくても

ガイ:まぁ、何でもオレが重要な役割らしいからな

アーテ:そうですねぇ、でもあの台本でもガオガイガーについては全てが書かれてるわけではありません

ガイ:そうなのか?

アーテ:一部の作品でも今回では細部が違ったりしてるからまともに役に立つとは思えませんね

銀河:俺たちは?

アーテ:あぁ、ほとんど載ってる

銀河:載ってんのかよ

アーテ:載ってないほうが優遇されてるって思えばいいかと

ガイ:じゃあ、俺も優遇方面なのか

アーテ:まぁ、ある程度の目安ですけどね

銀河:なんだよ・・・ファイナルアタックで色々な奴に眼に者みせたってのにさ

アーテ:まぁ、電童は反則ユニットですけどね

銀河:そうなのか?

アーテ:そこまで話しが進めば

ガイ:まぁ、優遇されてようが話しが進んでなければ描かれることはナイト

アーテ:そういうことです。これ以上、話すと作者が全バレしかねないので今日はここまで〜